医療事務の試験勉強を独学でする際のコツは?スケジュールの立て方やテキストの選び方も紹介します!

医療事務
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医療事務の資格試験に独学で挑む方の中には、どのように勉強を進めていけばいいかわからないといった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

ここでは、勉強のスケジュールの立て方から、テキストの選び方、そして医療事務の勉強をする際のコツなどについて詳しく解説していきます。

スケジュールを決める

通学・通信講座では決められたカリキュラム通りに勉強を進めていけばいいのですが、独学の場合は自分でスケジュールを決めなければなりません。

取りたい資格を決めたら、まずはその資格取得にかかる期間と自分が日々勉強に使える時間とを逆算して、試験日までのスケジュールを作りましょう。

ちなみに、代表的な医療事務の資格を通信教育で受けた場合にかかる期間は以下の通りです。

資格名通信講座でかかる期間
医療事務技能審査試験
(メディカルクラーク®)
3ヵ月~6ヵ月
医療事務管理士5ヵ月
診療報酬請求事務能力認定試験9ヵ月
医療事務認定実務者®4ヵ月

独学で受験する方は、平均して1日2~3時間ほど勉強時間を確保しているようです。もちろん、平日に時間の確保が難しい方は週末に集中して勉強するのもアリです。

仕事や育児で平均よりも時間を確保するのが難しい方は、勉強期間を少し長めに設定しておきましょう。

また、上記は通信教育で試験対策のプロが作成した教材・カリキュラムで進めたケースです。

勉強計画が立てるのが苦手な方は、パンフレットや教材に含まれるスケジュール例を参考にしたり、資格講座の事務局に相談したりしてみてください。

テキストの選び方

試験の範囲が網羅されているテキスト

独学での勉強は基本的には市販のテキストと問題集を購入して行います。しかし、医療事務の試験は様々あり、内容も統一されているわけではありません。

そこで重要なのは、自分が受ける試験の範囲を網羅しているテキストを選ぶことです。

まずは事前に自分が受けたい試験の試験範囲を調べて、その内容にあったテキストを選ぶようにしましょう。

見やすさが大事

テキストを検討する際は、インターネット通販の口コミなども参考になります。

しかし、そのまま通販で購入するのではなく、一度書店で実物を手に取ってみましょう。口コミはあくまでも他社の意見ですので、自身の感覚に必ずしもマッチするとは限りません。

長い間勉強を共にするものですので、実際の色遣いや文字の読みやすさ、説明文のわかりやすさや挿絵など、実際に開いてみたときの印象が大切です。

まずはネットで情報を取集し、ある程度候補を絞ったら書店で購入するのがおすすめです。

迷ったら通信講座がおすすめ

試験に合うテキストがわからない、テキストがたくさんあってどれにするか迷うという方は、通信講座がおすすめです。

通信講座に申し込むとテキストや問題集一式はスクールが選んで送ってくれますし、講座もそのテキストに沿って進められるので、わからない点も解決してくれます。

勉強のコツ

全部暗記するのはやめましょう

医療事務に限らず、資格試験の勉強となるとテキストを1から暗記しようとする人がいますが、医療事務においてはそれはやめましょう。

何故なら医療事務の試験は資料持ち込みが可能だからです。

そのため、正確に暗記することよりも、知識はうろ覚えでもどこにどんな資料が乗っていたか、必要な情報をすばやく見つけ出すことの方が重要です。

診療点数早見表に慣れましょう

医療事務の試験では実技として、レセプトの作成が出題されます。

レセプトの作成とは初診料○点、注射○点といった医療行為の点数から医療費を算出する業務のことですが、これには「どの医療行為が何点なのか」がまとめられた診療点数早見表を使用します。

そして実技試験では、時間内に診療点数早見表を駆使して、いかに素早く点数を算出するかが合格にカギになってきます。

閉じた状態からすぐに欲しい情報がわかるように、付箋でインデックスをつけたり自分独自にまとめた点数票を作ったりするとよりわかりやすく使うことができます。

医療法規、医療制度

筆記試験では医療法規や医療制度、また医療の基礎知識なども問われます。これらもすべての範囲を満遍なく勉強していては効率が悪くなってしまいます。

まずは一度テキストを読んだら、過去問や問題集に挑戦してみましょう。すると、出題される範囲がある程度限られていることがわかると思います。具体的には医療保険制度公費負担制度後期高齢者医療制度カルテ用語病名や検査名の略称などが多く出題される傾向にあります。

基本的には資料持ち込み可能なうえにマークシートでの選択式の試験がほとんどですので、頻出範囲を重点的に勉強して、それ以外の範囲はテキストを読み込んで覚えておく程度で問題ありません。

実際の試験時間を意識する

ある程度知識が身に着いたら、どんどん問題集や過去問を解いていきましょう。

医療事務の試験はいかに素早く資料を見つけるか、いかに素早く点数を割り出して計算できるかなど、時間との勝負が重要な試験です。

実際の試験と同じように時間を測りながら問題集に取り組み、間に合わなかった場合はどこで時間を使ってしまったのかを分析して、精度を上げていきましょう。

まとめ

独学で勉強する際はまず、受けたい試験の勉強期間を参考にスケジュールを組みましょう。

テキストを選ぶ際はインターネット通販の口コミなども参考に候補を絞ったうえで、一度書店で手に取ってみて、自分に合うと思ったテキストを選ぶのがおすすめです。

勉強のコツとしては、情報を暗記することよりも、必要な情報を素早く見つけることの方が重要です。

レセプト作成の対策としては診療点数早見表に早く慣れましょう。付箋でインデックスをつけたり自分独自にまとめた点数票を作ったりするとより自分のものにできるはずです。

問題集を解く際は実際の試験時間を意識して取り組み、わからなかった部分を復習して精度を上げていきましょう。

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