医療事務はネイルをしてもOK?適切なネイルを場面別に解説!

医療事務はネイルOK?場面別の事例や求人例を紹介 医療事務
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医療事務のネイルはOK?

ネイルOKのクリニックを選べば可能

「ネイルをしても大丈夫かどうか」の判断は、求人情報を参考にします。ネイルを許可しているクリニックでは、求人情報に「ネイルOK」「ネイル自由」といった記載があるので、まずはそこで判断します。

しかし、「ネイルOK」の記載があるからといって、面接や初勤務で目立つネイルをするのは控えた方が良いでしょう。

面接でネイルをするとしても控えめにし、勤務時のネイルについては採用が決まってから電話や打ち合わせの際に1度確認をすることをおすすめします。

医療事務がネイルを控えた方が良い理由

見た目や清潔感が重視されやすい職種だから

おそらく、この記事をご覧の皆様は「医療事務のお仕事は身だしなみが大事」と感じる節があるからこそ、医療事務のネイル可否について調べておられるかと思います。

医療事務は患者様がクリニックに入って初めて接する職員ですので、クリニックの印象を左右することもあります。そして、患者様と接触する機会も多く、年代も小さなお子様からお年寄りまで幅広く接します。

ネイルを許可するクリニックも少なくありませんが、医療事務は基本的には「おしゃれ」「かわいい」よりも清潔感を求められることの方が多いでしょう。

入力や接触の際のリスクが比較的大きいため

医療事務の業務の1つに「レセプト」という作業があります。診療報酬明細書を作成する作業で、医療事務の最も重要な業務です。

レセプトの入力にはレセプトコンピューター(レセコン)を使用しますが、この入力を間違えるとお金に関わるミスが発生してしまいます。

また、ネイルにより患者様を傷つけてしまうリスクもあります。医療事務の業務で直接患者様に触れる機会がゼロとは言い切れません。ネイルをする際には、特にお年寄りや肌の弱い患者様への配慮には気を配りましょう。

【場面1】ネイルOKのクリニックの場合

医療事務のネイルのOK例とNG例

肌の色に近いネイルを使用する

求人に「ネイルOK」の記載があれば、入社後も安心してネイルをできます。ですが、その前に「このネイルは自分の職場の雰囲気に合ってかな?」と立ち止まって考えることをおすすめします。

とはいえ、職場の雰囲気をつかむのも時間も掛かりますよね。迷ったら「華美な色を避ける」という観点で、ヌーディカラーを選びましょう。

肌の色に近いベージュ系や爪の色に近いピンク系のネイルは、素肌の色味に馴染みが良く、ちょっとしたアクセントにもできるのでおすすめです。

就職が決まったらネイルサロンに相談するのを楽しみに、医療事務資格の勉強や就職活動を頑張るのも良いですね!

長いものやデコパーツを避ける

反対に、肌と並べて目立つ濃い色(赤やネイビーなど)は、場合によっては患者様に良くない印象を与える可能性もあります。採用後の研修期間・試用期間の着用は避けた方が無難でしょう。

また、デコレーションをつけたネイルや長さのあるネイルも同様です。デコレーションは患者様の受け取り方によっては華美な印象を与えてしまい、長いパーツのネイルは先述の入力ミスに繋がる恐れがあります。自分の身を守るためにも控えるのがおすすめです。

ただし、患者様に若い女性が多いクリニックではそのようなネイルを容認されることもあります。ネイルにこだわりたい方は、美容皮膚科や美容形成の求人に絞って応募をする作戦も一考の価値がありそうです!

【場面2】ネイル禁止のクリニックの場合

清潔感第一のネイルケアを

ネイル禁止のクリニックでは、綺麗な指先をキープするように心がけましょう。清潔感のある印象を求められているはずです。

具体的なケアとしては、爪切りや爪用のやすり短く綺麗な爪をキープしたり、ネイルオイルでケアするのも良いでしょう。

【場面3】面接時のネイル

「面接ではネイルを着けていいのかな?」と迷う方も多いと思います。基本的には、面接にはネイルを着けて行かない方が良いです。求人情報に「ネイルOK」の記載があっても「面接にネイルはふさわしい?」と自問して慎重に判断してください。

もしネイルをして面接に臨む場合は、勤務するイメージをしてネイルを選びましょう。色合いは先述のナチュラルカラーであれば問題ありません。

「どの程度のネイルはOKなのか、確認したい!」という方は、採用が決定した後の面談で確認すると面接官のネイルに関する悪い印象を与えることなく確認が可能です。また、面接の段階で確認しておきたい場合は、最後に「何か質問はありますか?」聞かれる逆質問の場面で確認できます。

医療事務の面接での逆質問への回答のポイントは下記の関連記事をご覧ください。

関連記事医療事務の面接でよくある質問5選と回答のポイント

【番外】ネイル禁止の職場に勤めても楽しむ方法

ネイル禁止の職場に勤めても楽しむ方法

休日はネイルをしてお出かけ

普段の勤務ではネイルが禁止なら、お休みの日はネイルをしてお出かけしましょう。1DAYで使える商品を使えば、「お休みの日だけ」「お出かけの日だけ」といった楽しみ方も可能です。

ペディキュアをする

業務で見えやすい手元のネイルは禁止でも、見えにくい足元のネイルであればOKの可能性があります。心配であれば勤務先の医療機関に確認を取ってから施すと安心です。

ネイルを楽しみたい方にとっては、足元だけでもできれば我慢が少なくて済むので精神面にも衛生的です。

足元が見えやすいカウンターであったり、ナースサンダルを着用したりする場合は見えやすくなってしまうので、色味に注意しましょう。

医療事務で求められる服装・身だしなみ

メイク

ここまでお読みいただいた方は、医療事務ではどんなメイクが適切か、予想できているのではないでしょうか。そうです。ナチュラルメイクです。

面接時も勤務時も変わらずナチュラルで通すのが面接官にも、患者様にも、同僚にも好印象です。医療事務のメイクは「濃い」を避ける意識さえあれば悩むことはありません。

髪型

髪型を指定されるケースはほとんどありませんが、派手なパーマや明るすぎる髪色はNGです。ネイルと同じように、アレンジするとしても落ち着いた印象を崩さないようにしましょう。髪色は暗めの方が好印象のようです。

医療事務は患者様との接触やパソコン入力、カルテの扱いなどがあります。そのため、長い髪は束ね、前髪が目にかかるようであればピンで留めるなどが必要です。ヘアアレンジは医療事務の作業に影響が出ない範囲で楽しみましょう。

アクセサリー、腕時計

腕時計やピアスなどのアクセサリー類は、医療機関によって見解が分かれやすく一概には言い切れません。

腕時計は社会人に必須のアイテムですので、「禁止」という医療機関は滅多にありません。気を配るべきは「患者様からどう見えるか」です。「どのような腕時計を着けようか」と迷ったら、同僚の腕時計を参考にして考えるのも良いですね。

流行りのスマートウォッチも気になるところですが、医療事務の制服に合うとは限りません。採用が決まったら、勤務で使用する服装と合わせて検討してみましょう。

制服や靴

医療機関によっては、医療事務の制服を貸与されることがあります。その際は医療機関の指示に従った服装で勤務しましょう。

制服がない場合でも、服装に指定を受けることがあります。例えば「服装はオフィスカジュアル」という注意書きが求人に載っていたり、面接や採用面談の際に伝えられたりすることがあります。

面接の際に、医療事務の職員の服装をチェックしてみても良いですね。実際に勤める服装のイメージが膨らみます。

靴についても、クリニック内での規定に従います。規模の大きい医院であればナースシューズやナースサンダルを指定されることもありますので、初勤務の前に確認しておきましょう。

医療事務の身だしなみ
  • 短い爪、綺麗な指先をキープしている
  • 髪型にまとまりがあり、整っている
  • 派手なアクセサリー類を身に着けない
  • その他、医療機関での勤務に不適切な服装をしていない

ネイルOKの求人例を紹介!

ここでは、ネイルOKの医療事務の求人例を簡単に紹介します。イメージをつかむ参考例としてご覧ください。

項目内容
勤務先美容皮膚科(東京都)
募集職種医療事務
業務内容・受付・会計業務
・レセプト業務
・クリニック内の整理、清掃、備品管理
・その他庶務
雇用形態正社員
その他の条件・昇給年1回、賞与年2回
・交通費支給
・各種社会保険
参考:求人ボックス
項目内容
勤務先訪問看護ステーション(大阪府)
募集職種医療事務
業務内容・レセプト業務
・カルテの作成
・電話対応
・他事業所や看護師との業務連携
雇用形態正社員
その他の条件・未経験OK
・昇給年1回、賞与年2回
・交通費支給
・各種社会保険
参考:求人ボックス

まとめ

医療事務のネイル可否は、医療機関の見解によって異なります。ネイルやおしゃれを楽しみながら医療事務のお仕事をするには、ネイルOKの求人を選んで応募するか、休日の気分転換にネイルを活用するなどのちょっとした工夫が必要です。

ただし、医療事務は身だしなみに気を使う職種であることは間違いありません。医療機関にふさわしい、綺麗でまとまりのある身だしなみで、ネイルや髪色のおしゃれを楽しみましょう。

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