医療事務の資格がよくわかる|資格の種類などを紹介
医療事務の資格とは
医療事務の仕事に必要な知識が身につけられる!
医療事務の資格は、診療報酬や医療関連法規等の、実際の医療事務の業務に必要とされる知識を持っているかどうかを判断するための資格です。
就職のために取得する方がほとんどですので、未経験者から目指すケースが一般的のようです。
資格取得には、講座を受講する方法が確実です。資格の難易度的には、比較的目指しやすいレベルですが、資格取得という目標を持つことによって、医療事務に必要な知識が身につきやすくなります。
医療事務の資格が必要な訳とは?
資格をアピールできる、スムーズに業務に入れる!
医療事務の仕事をするのに、必ずしも資格は必要ありません。
医療事務は国家資格ではなく民間資格です。厳密に「医療事務」という名称の絶対的な資格がある訳ではありません。
そのため、医療事務の資格を取る場合には、数ある医療事務資格の中から選んで取得を目指すことになります。仕事をするのに必須ではないのに、資格取得を目指す人が多いのはなぜでしょうか。
一つには、就職の際に資格を持っていることをアピールできるから、という理由があります。医療機関で働いたことのない人にとって、いきなり医療保険制度や診療報酬請求の知識を元に業務を行うのはなかなか難しいもの。資格を持っていれば、医療事務に関する知識を有することを客観的に証明できるので、雇う側からの評価も得やすいのです。
もう一つには、実際に就職できた際に、はじめから基本的な知識があるので、業務にスムーズに入りやすくなる、という理由があります。未経験で医療事務の仕事に就きたいという方には、是非取得を目指してほしい資格です。
医療事務資格を取るのは難しい?
対策をしっかり行えば合格をもぎ取りやすい
医療事務は、対策さえすれば合格できる試験です。
医療事務というと、専門的で難しそうな印象を持ってしまいますが、試験対策をしておけば無理なく合格を目指せる資格です。
「試験対策をしておけば」というのがミソですが、その試験対策の方法がわからない、勉強が難しそう、と思っている方が多いと思います。確かに、医療関係の仕事をしたことのない方にとっては、医療保険制度や医療費について等、すべて初めて学ぶ内容です。
そんな方のために、試験対策から資格取得までのサポートをしてくれるのが、医療事務の講座です。講座によって目指せる資格が異なるので、資料を取り寄せて比較してみましょう。
医療事務の資格一覧
医療事務の代表資格をご紹介します!
医療事務の資格は数多くあり、どれを取得すればよいか迷っている方も多いと思います。どの資格も医療事務の業務に必要なスキルの習得を目的とした資格であることには変わりありませんが、試験の内容には少しずつ特徴があります。以下に、代表資格の概要をご紹介します。
医療事務技能審査試験(メディカル クラーク®)
医療機関等における受付業務、診療報酬請求事務業務に関する職業能力を審査の対象とした資格試験です。医療事務職の職業能力の向上と社会的経済的地位の向上を目的としています。各都道府県内にて試験実施です。
[試験内容]
実技I:患者接遇/筆記(記述式)/2問/50分
学科:医療事務知識/筆記(択一式)/25問/60分
実技II:診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検/4問/70分
一般財団法人日本医療教育財団
医療事務技能審査試験(メディカル クラーク(R))についてもっとくわしく! >>
診療報酬請求事務能力認定試験
請求事務従事者の資質の向上を目指して実施されている試験です。公益財団法人日本医療保険事務協会が実施しています。 医科、歯科のいずれかを選択して受験します。
[試験内容]
(1)学科試験:医療保険制度等・公費負担医療制度の概要/保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識/診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識/医療用語及び医学・薬学の基礎知識/医療関係法規の基礎知識/介護保険制度の概要
(2)実技試験:診療報酬請求事務の実技
財団法人日本医療保険事務協会
医科2級医療事務実務能力認定試験
医科2級医療事務実務能力認定試験は、診療報酬明細書作成技能を含む診療報酬に関する知識、医療関連法規に関する知識を客観的に判断する試験です。
[試験内容]
(1)学科問題:医療関連法規に関する知識(10問)/診療報酬請求に関する知識(10問)
(2)実技問題:診療報酬明細書作成(2問※外来1問、入院1問)
全国医療福祉協会
医科2級医療事務実務能力認定試験についてもっとくわしく! >>
医療事務管理士®技能認定試験
医療機関には欠かせない、医療現場を事務面からサポートする専門家としてのスキルを証明するための資格試験です。
[試験内容]
(1)学科(マークシート形式10問):法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)/保険請求事務(診療報酬点数の算定、診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)/医学一般(臓器・生理機能・傷病等についての知識)
(2)実技(3問):レセプト点検問題(1問)/レセプト作成(外来・入院 各1問)
JSMA技能認定振興協会
医療事務資格、対応講座Q&A
医療事務講座の疑問に答えます!
仕事・家事と両立して学ぶことはできる?
通いやすい時間帯・曜日を選んで学べるクラスが充実!通信講座もおすすめ
医療事務の講座は、曜日・時間帯を選んで受講できるものがほとんど。土日や夜間のクラス、短期集中で学べるクラスも充実しているため、仕事や家事と両立して無理なく学べます。
医療事務講座をあつかうスクールは多く、教室も各地にありますので、自宅や勤務先に近く通いやすい教室を選ぶとよいでしょう。
また、教室に通学する時間を取れない方には、通信講座の受講がおすすめです。学習上の質問も、スマホや郵送などで受け付けているところが多いので、自宅学習でも安心です。
通信講座でも資格は取れるの?
通信講座でも資格取得可能!修了時に在宅試験で資格を取得
もちろん通信講座でも資格取得が可能です。講座の修了時に在宅試験を受けるスタイルが多く、答案用紙を提出し、合格基準を満たしていれば資格が取得できます。
費用はどのぐらい?
通学講座で5万円台~、通信講座で3万円程度~
講座によって受講料金が異なり、通学講座で5万円台~16万円台程と幅があります。通信講座でも、安いもので3万円前後のものから、高いもので10万円を超えるものがあります。
通学・通信講座とも、10万円を超える講座は医療コンピュータの操作の習得がカリキュラムに入っているなど、より実務に即した内容になっていることが多いようです。学びたい内容に合わせて講座を選択するのがよいでしょう。
就職サポートはあるの?
個別相談、求人情報の閲覧などスクール独自のサポートいろいろ!
就業についての個別相談を受けられたり、スクールのもつ求人情報を閲覧できたりと、就職サポートを設けているスクールが多くあります。一般には公開されず、スクール卒業生のみが見られる求人情報などもありますので、サポートをうまく活用すれば就職活動を有利に進められます。
サポートの内容などはスクールにより異なりますので、詳しくは資料請求でご確認下さい。
医療事務講座の比較に役立つ!無料パンフレット
本サイト「メディクラ」では、医療事務の資格講座のパンフレットを無料で申込むことができます。
講座選びで気になるポイント
「1番安い講座はどれか?」
「自分の希望条件に合う講座はどれか?」
を一括で比較できるので、講座選びの参考にお役立て下さい。パンフレットを読んで具体的なイメージを掴み、モチベーションもアップさせちゃいましょう!
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