医療事務の資格って難しい?
初心者向けの易しい試験もあります!
医療事務の初心者が合格しやすい試験は「医療事務検定」「メディカルクラーク」の2種類です。それぞれの試験の合格率は約80%〜90%(※)となっており、難易度の易しい試験に分類されます。
※2020年度・2021年度の試験結果
特に初めて医療事務の資格に挑戦する方は、上記の初心者向けの試験をおすすめします。
医療事務の資格試験は10種類ほどあり、難易度も初心者向けの試験から上級レベルのものまで様々です。
次に、代表的な医療事務資格を難易度を紹介します。「初級編」「中級編」「上級編」から、あなたに合いそうな資格について調べることから始めてみてください。
医療事務の資格を難易度別に紹介!
資格の難易度は、合格率、資格取得までの学習期間や合格基準、試験回数なども見ながら、資格の難易度を考えるといいでしょう。
初級編
初心者が合格を目指しやすい医療事務資格の代表例には、「医療事務検定」「医療事務技能審査試験(メディカル クラーク®)」などが挙げられます。
これらの資格は医療事務の現場でも知名度があり、オーソドックスな選択肢といえます。
試験の合格率はいずれも80%程度で、試験勉強に必要な期間は3〜5ヶ月程度です。医療事務に転職したい時期に合わせ、事前に試験勉強を進めておくのが望ましいでしょう。
また、試験の際に資料の持ち込みと在宅受験が可能という優しい設計も、初心者に人気の理由かもしれませんね。
中級編
中級レベルの資格は、合格率が60〜70%程度に下がり、試験の実施回数も限られる試験です。医科2級医療事務実務能力認定試験や、医療事務管理士が該当します。
しかし「多少時間がかかっても取得したい」と考えて受講・受験をする初心者も多く、資格取得対象の講座も初心者に配慮したカリキュラムを構成しています。これらの事情を踏まえると「初級〜中級」のレベルの方が取得を検討できる資格です。
また、「患者様により良い案内ができるようになりたい!」という気持ちのある方には医療秘書検定がおすすめです。医療機関を訪れた人とのコミュニケーション力と接遇力に磨きをかける資格です。
上級者向けの資格
医療事務としての事務経験を積み重ねた人、あるいは医療事務部門を率いるポジションに立つ人、は上級者向けの資格を検討しましょう。
医療事務資格の最高峰と言われる試験は「診療報酬請求事務能力認定試験」です。試験は年に2回の実施で、合格率は30〜40%程度です。
この資格を取ると「資格手当」の支給が開始もしくは支給額がアップする医療機関も多いです。毎月8,000円の資格手当でシミュレーションをすると、下記のように年間9.6万円の年収アップとなります。ぜひチャレンジしてみてください。
医療事務の資格取得にかかる期間は?
試験によって難易度は異なりますが、初心者の方でも2~6ヶ月程度で合格を目指せます。
とはいえ、医療分野の専門用語の知識が必要で、診療報酬明細書作成のスキルが問われますので、資格を取得するには相応の学習と試験対策は必要です。
受験資格を設けていない試験でしたら、独学での受検もできますが、確実に合格を目指すには医療事務講座の受講がおすすめです。
医療事務講座は4〜6万円程度の価格帯の講座が多いので、多くの受講生は就職後1ヶ月目のお給料で受講料の元を取ることができます。
主な通信通学講座をまとめたページも参考にして、自分に一番合った講座で資格取得を目指しましょう!
ノート・資料持ち込み可能の試験もあり!
医療事務資格の認定試験は、基本的にノート・資料などの持ち込みが可能なので、暗記は必要ありません。ただし、学科のほか、レセプト作成の実技試験もありますので、演習を重ねてしっかり対策する必要があります。
試験は月1回~年2、3回ペースで実施していることが多く、万一、試験に落ちた場合も再チャレンジしやすくなっています。また、いくつかの通信講座では、受講後に在宅で資格認定試験を受けられる場合があります。
医療事務資格は、根気よく学習を続ければ、決して取得できない資格ではありません。
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